適正手続保障の意義(二つ)

  • (自由)私人の権利利益の保護機能(行政手続法1条1項)
    • 「手続保障のない人権保障はない。」(佐藤幸治)
  • (民主)手続参加による民主的プロセスの確保
  • 付随的機能
    • (国民による)監視機能、(行政による)説得・納得機能、(事後救済の)負担軽減機能

 

事前手続保障の一般法理

  •  憲法と事前手続保障
    • 憲法上の根拠には争いあり。
    • 憲法31条の準用を認める。ただし、総合衡量して決める。(成田新法事件)
  • 事前手続3原則
    1. 告知と聴聞の保障の原則
      • 個人タクシー免許事件(最判s46.10.28)
    2. 内部的決定基準の設定と公開の原則
      • 恣意を抑える・・・「審査基準」「処分基準」
    3. 理由提示の原則
      • 合理性担保、恣意抑制
      • 不服申立てに便宜を与える
  • 手続的瑕疵の法効果
    • 実体的判断が正しければ、手続的瑕疵は従たる位置づけに過ぎないのではないか?「結果万能思考」
    • 結論変化の可能性は要件か?
      • (判例)手続的瑕疵=違法∴取消事由になる
        • 理由不備の瑕疵
          • 理由がなければ納得しないから
        • 聴聞手続きを取らなかった=違法(ニコニコタクシー事件)
          • 手続を欠いたことに対するサンクション